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悲しみのシーン アラカルト
01.お通夜
お通夜は故人の霊を慰めるために行われます。
故人に別れを告げる式である「告別式」とは違う意味を持っているので、時間が許すのであれば両方に出席するとよいでしょう。
会社帰りにお通夜に参列するような場合でも、可能な限り喪服を用意しましょう。
訃報が届くのに時間がかかった時代は、「黒い服で参列するのは準備していたように感じるから控える」と言われておりましたが、現代はそうではありません。準備ができるようであれば礼を尽くすのがマナーです。
派手なネイルや傘、コートなど小物にもきちんと気を配ることが大切です。
主催者の装い・・・準喪服
参列者の装い・・・準喪服、略喪服
02.告別式
告別式は、故人との最後のお別れの場です。
喪主は参列される方々をお迎えする立場として失礼のない装いを意識しましょう。
参列者は哀悼の意と、遺族への慈しみの気持ちを込めて、喪服で参列するのがマナーです。
突然の訃報に慌てないよう一着は喪服を持っておくとよいでしょう。喪のシーンでは原則、白のブラウスは厳禁です。喪服として定番の、オールシーズン着用できるジャケットとワンピースのアンサンブルタイプは1セット持っていると安心でしょう。
盛夏には涼しいワンピースがおすすめです。また冬のお悔やみのシーンには、外で故人をお見送りする際にブラックコートが重宝されます。
主催者の装い・・・正礼装、準礼装
参列者の装い・・・準喪服
03.法要
年忌法要
三回忌までの法要なら、一般的な喪服とされている準喪服を用意します。
三回忌以降は落ち着いた色合いの服でもいいですが、バッグや靴は黒だとよいでしょう。男性のネクタイも落ち着いたカラー、もしくは黒を。
男性がブラックスーツを着用する場合は、女性も併せて女性も喪服を着用しましょう。
一般的には施主からドレスコード(喪服を着ないなど)を指定されない限り、喪服で参列するのが無難です。
初七日
葬儀、告別式の日に初七日の法要を営む場合があります。
招かれたら、お香典とは別に一~二万円程度を包みます。不祝儀袋に入れて表書きは「御仏前」。初七日が執り行われることが前もって分かっている場合は準備しておきましょう。
主催者の装い・・・正喪服、略喪服
参列者の装い・・・略喪服
TOKYO SOIR編集部
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