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ブラックフォーマルとは?

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ブラックフォーマルとは?
礼服・喪服などの呼び方がありますが、【礼服】は冠婚葬祭に着用するお洋服のことをいいます。
黒の礼服が【ブラックフォーマル】です。
お悲しみの場面で着用すると喪服と呼ばれます。
ブラックフォーマルの歴史
今の日本のブラックフォーマルウェアが生まれたのは1965年です。
東京ソワールは、当時からブラックフォーマルを作っております。
それまで、冠婚葬祭の場面では「着物」が主流でしたが、ヨーロッパの皇室文化などを取り入れ、今の形になり定着しました。
ブラックフォーマルの変化
昭和の時代から愛されるブラックフォーマルウェアですが、デザインはお客様のニーズや時代に合わせて変化しています。
また、時代の変化、人々の考え方の変化によってフォーマルマナーも常に少しずつ変わっております。
フォーマルウェアのマナーの考え方
葬儀の際の服装は、故人にお別れの気持ち、感謝の気持ちを表す手段のひとつです。
その場にあった服装で参列しましょう。
ブラックフォーマルの定義
東京ソワールでは、以下のことを加味しながらブラックフォーマルを作っております。
フォーマルウェアを購入する際は参考にしてみてください。
①全身が黒一色であること
光沢感の少ない深い黒の布で仕立てたフォーマルウェアをブラックフォーマルを呼びます。
②肌の露出が少ないこと
襟ぐりが浅いこと(デコルテが見えすぎない)/ひじとひざが隠れている丈であること/生地が透けすぎないこと など
③「フォーマルな素材」で仕立てている
フォーマルな素材の例として、トリアセテート・レーヨン・シルクなどが上げられます。
最近ではポリエステルなどの化学繊維でもシルクのような風合いの素材が開発され、ブラックフォーマルによく使用されるようになりました。
逆に綿・麻・ニットはカジュアルな印象になりやすいです。
④華美でないこと
華美 = 華やか
ここでいう華美は、光るボタンや装飾、光沢感の強い生地、奇抜なディテールなどを指します。
また華美 の感覚には 個人的な差があるので、「華美かな?」と悩んだらやめておくことがおすすめです。
⑤身体のラインが目立ちすぎないこと
身体のラインがはっきりと出るボディコンシャスなシルエットでないほうが
葬儀などのオケージョンにはふさわしいと考えられています。
東京ソワールのブラックフォーマルはこれらのポイントを踏まえながら、様々なお客様をイメージして一着一着大切にお作りをしています。
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TOKYO SOIR編集部
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