- フォーマルマナー
- 豆知識
ブラックフォーマル関連の『よくある質問』

Index
- まず初めに
- ブラックフォーマルのよくある質問
- Q.パンツスーツはやめた方がいい?
- Q.冬の時期にタイツはNG?
- Q.レースのデザインのブラックフォーマルはご葬儀でも大丈夫?
- Q.冬の参列時、コートは黒でなくてはダメ?
- Q.法事の服装は基本的にブラックフォーマルがよい?何回忌までブラックフォーマルを着た方がよい?
- Q.「ウォッシャブル」表記の商品について、家庭でどのように洗えばよい?またその際の注意点などは?
- Q.「ウォッシャブル」表記の無い商品は家庭で洗っても大丈夫?
- Q.カラーフォーマルの黒のワンピースを葬儀に着て行っても大丈夫?
- Q.ブラックフォーマルの良い悪いを判断するポイントは?
- Q.時計は外していった方がよい?
- Q.ピンクの袱紗は葬儀に使ってもよい?
- Q.ご葬儀参列の際の靴は布製でないとダメ?エナメルはNG?
まず初めに
テレビ・ネットでの「○○はダメ」というフォーマルルールの情報について
一般的にメディア等で言われているフォーマルのルールは10年以上変わりがないことが多いです。
ルールの中には「変わらないもの」と「変わるもの」があります。
情報を鵜呑みにせず、どうして「ダメ」なのか理由をしっかり確認しておくことが大切です。
また、どのような式か、式の規模、参列者の層によってもルールマナーは変わるものです。
当社のスタッフは、実際の場面にルールマナーをお伝えしているので、もし不安な点などありましたら東京ソワールの店舗スタッフまでお尋ねください。
ブラックフォーマルのよくある質問
Q.パンツスーツはやめた方がいい?
A.ブラックフォーマルのパンツスーツは、準礼装として着用いただけます。
ブラックフォーマルの格式についてはこちら▼をご覧ください。
喪主の場合はスカートやワンピースの方がきちんと感が伝わりますが、
ご高齢の方や足や膝の不具合がある場合などは、安全安心が一番大切ですのでパンツでも大丈夫です。
パンツの場合はあまりヒップや足のラインがあらわにならないものを選びましょう。
Q.冬の時期にタイツはNG?
A.基本的にOKです。柄などのないシンプルな黒色を選びましょう。
Q.レースのデザインのブラックフォーマルはご葬儀でも大丈夫?
A.ポイントは「ブラックフォーマルの定義」に当てはまっているかです。
ブラックフォーマルとして作られたレースのものは、透けないよう裏打ちがされて肌の露出が少ないため、着用可能です。
自分がどの立場であるか などを考慮して、華美に感じる場合は避けることも必要です。
ブラックフォーマルの定義に関してはこちらの記事に記載しております。
Q.冬の参列時、コートは黒でなくてはダメ?
A.黒のコートを持っていない場合は、できるだけ地味な色合いのコートを着用して、受付や入り口で預けるという流れが無難です。
ただし、ご出棺など外でお見送りをする場合は、色のあるコートよりも黒のコートのほうが安心。
黒のコートは、たしなみとして1着持っておくとよいアイテムです。
Q.法事の服装は基本的にブラックフォーマルがよい?何回忌までブラックフォーマルを着た方がよい?
A.三回忌までブラックフォーマルが望ましいとされています。
また昨今は、節目である七回忌・十三回忌にもブラックフォーマルを着用される方が増えています。
特にドレスコード指定で「ブラックフォーマルをお避け下さい」と伝えられていない場合はブラックフォーマルで参列される方が失礼がありません。
悩んだらきちんとした装いをして行く という意識だと安心です。
Q.「ウォッシャブル」表記の商品について、家庭でどのように洗えばよい?またその際の注意点などは?
A.ご家庭で洗えるフォーマルウェアでも、普段着のように洗うと型崩れしてしまうことがあります。
詳しい洗い方はこちら▼をご参考ください。
Q.「ウォッシャブル」表記の無い商品は家庭で洗っても大丈夫?
A.ウォッシャブル表記でないアイテムでも素材がポリエステルだと大丈夫な気がしますが、 裏地が縮みやすかったり、肩パットなどの部分的な素材がウォッシャブル対応になっていないこともあります。
そのような場合は水洗いにより多少の縮みが発生する可能性があります。
お洋服の洗濯表示に従った対応をしましょう。
Q.カラーフォーマルの黒のワンピースを葬儀に着て行っても大丈夫?
A.ポイントは、黒一色、華美でない、肌の露出(襟ぐりや袖の長さ、スカート丈)が少ないこと、体のラインが出ないことです。
以上が当てはまれば黒のワンピースでも大丈夫です。
しかしどのような式か、式の規模、参列者の層にも寄りますので、ブラックフォーマルを着用するのが無難です。
また、喪のシーンで着用する想定のフォーマルウェアは、普段着の黒色よりも濃い黒で染めていることが多いので、そこもカラーフォーマルや普段着の黒色の服との違いです。
Q.ブラックフォーマルの良い悪いを判断するポイントは?
A.自分に似合うかどうかはとても大切ですが、長時間の式に着用するものなので着心地が良いかどうかも大切なポイント。
試着の時に、お辞儀・着席・手を合わせてみるなどして着心地をチェックしてみてください。
また黒の発色(白っぽくみえない・濃染加工がされているか)や、裏地の品質(肌にまとわりつかない・カサカサ音がしない)、 自宅で洗えるのか、クリーニングが必要だが着心地のよい高品質の生地なのか等も比較のポイントです。
Q.時計は外していった方がよい?
A.光る素材がついたものや、華美なものは外された方がよいと思います。
Q.ピンクの袱紗は葬儀に使ってもよい?
A.袱紗の色による差はありません。お客様のお好みでお選びいただけます。
近年お悔やみの席に、ピンクの袱紗を使用になるお客様も増えています。
気になる方は、黒や紫などの落ちついた色味の袱紗がおすすめです。
Q.ご葬儀参列の際の靴は布製でないとダメ?エナメルはNG?
A.オートクチュールの仕立てでは、同じ一反の布からドレスも靴も製作します。
そのために靴は布製が正式とされますが、一般のご葬儀では黒の靴であれば素材は問いません。
ただし、エナメルなど光沢感が強いアイテムはやめておくのが無難です。

TOKYO SOIR編集部
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